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七本鎗(しちほんやり)冨田酒造有限会社

醸造元
冨田酒造有限会社
所在地
滋賀県長浜市木之本町木之本1107
杜氏
中鎮夫(能登杜氏)、冨田泰伸(兼蔵元)
仕込水
奥伊吹山系伏流水(軟水)
概要
七本鎗(しちほんやり)の沿革やポリシー
 1534年(天文3年)の創業。銘柄「七本鎗(しちほんやり)」の由来は賤ヶ岳の七本槍から。七本槍は、本能寺の変の翌年天正11(1583)年、信長の跡目をめぐって羽柴(豊臣)秀吉と柴田勝家が戦った「賤ケ岳の戦い」で勇猛果敢な働きによって秀吉を勝利へと導いた七人の若武者、加藤清正・福島正則・片桐且元・加藤嘉明・脇坂安治・平野長泰・糟屋武則を指す。この賤ケ岳の戦いを機に秀吉は一気に天下人への道を突き進むことから、七本鎗は「勝利の酒」「縁起の良い酒」として喜ばれる。
 趣のある題字は、かの北大路魯山人氏によるもの。この時彫ったのが、木偏の「槍」ではなく、金偏の「鎗」であったことから、七本鎗(しちほんやり)となる。
七本鎗(しちほんやり)冨田酒造有限会社トミー

七本鎗(しちほんやり)「純米大吟醸」木槽搾り中取り

七本鎗(しちほんやり)「純米大吟醸」木槽搾り中取り七本鎗(しちほんやり)「純米大吟醸」木槽搾り中取りラベル

 ラベルは濃いグレーで七本槍のマーク。センターに白で銘柄の「七本鎗」、右に特定名称の「純米大吟醸」、左にには趣ある題字の作者「魯山人」と落款。左外に醸造元情報。肩張りで特徴の「木槽搾中取り」。

 上立ち香は穏やかにバニラ様に香ります。

 含むと、これまた穏やかぁ~な酸が甘味を伴い喉を撫でるも、あまり主張することなく収束していきます。裏方に徹するかの様。

 次に人肌まで燗をつけてみました。冷のときの穏やかな酸がさらに大人しくなり、甘味の押し出しが心地よくなる。酸の上に甘味が乗っかる感じ。旨いっす。以前に飲んだ七本鎗もそうでしたが、人肌燗で最高のパフォーマンスを見せてくれました。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:19年09月

七本鎗(しちほんやり)「純米大吟醸」木槽搾り中取り データ

使用米 麹米、掛米共、玉栄45%精米
使用酵母 協会1401号酵母
日本酒度 +5
酸度 1.8
アルコール度 16度以上17度未満
容量 1.8L
価格 5,000円(税別)

七本鎗(しちほんやり)「純米大吟醸」木槽搾り中取りに関するリンク

2007/12/26 七本鎗(しちほんやり)「純米大吟醸」木槽搾り中取り(日本酒ブログ)

七本鎗(しちほんやり)「純米吟醸」吟吹雪搾りたて生原酒中取り

七本鎗(しちほんやり)「純米吟醸」吟吹雪搾りたて生原酒中取り七本鎗(しちほんやり)「純米吟醸」吟吹雪搾りたて生原酒中取りラベル

 ラベルは白に朱色で判のように銘柄の「七本槍」、下にカタカナで「シチホンヤリ」とルビがふってあってわかりやすい。右に特徴の「搾りたて」その下に「中取り」。左に特定名称の「純米吟醸」、左外に醸造元情報。肩張りで特定名称と特徴、使用米の「純米吟醸 生原酒 吟吹雪」

 上立ち香はラムネを思わせ、ややアルコール感伴う香り。

 含むと、豪腕ピッチャーよろしく力強いストレートを投げ込んできます。原酒らしい辛口がビンビンきます!。飲み進んでいくと少し優しさが出てきて、またちょっと違う印象を見せてくれます。

 今後、どう変化していくかも楽しみなお酒でした。‎

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:19年02月

七本鎗(しちほんやり)「純米吟醸」吟吹雪搾りたて生原酒中取り データ

使用米 吟吹雪55%精米
使用酵母 協会14号(金沢酵母)
日本酒度 +4
アルコール度 16度
容量 720ml
価格 1,500円(税別)

七本鎗(しちほんやり)「純米吟醸」吟吹雪搾りたて生原酒中取りに関するリンク

2007/02/28 七本鎗(しちほんやり)「純米吟醸」吟吹雪搾りたて生原酒中取り(日本酒ブログ)

七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BY

七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BY

 ラベルは生成りで背景にビンテージの2016を表すように刻み込まれた柄。左下に銘柄の「七本鎗」、右に仕込みの特徴と特定名称の「山廃純米」、そしてタイトルの「琥刻」その下にもビンテージの2016。そして刻印。首の封印で「蔵付天然酵母」。

 冷酒(約10℃)での上立ち香は、程よく穏やかにライチのように香ります。のような雰囲気も混ざる香りで、いかにも旨そうと思わせてくれます。

 含むと、…、蔵付天然酵母の山廃と言うキーワードからの先入観を払拭し、綺麗な旨味とともに押し出してきます。綺麗と感じるのは、甘味が抑えめだからか?。そして梅を連想させるようなその酸が後半も仕事をし、まとめ上げ捌けていきます。

 温度を人肌+α(40℃弱)ほどまで上げてみました。想定していた膨らみではなく、そのままスッキリしたような印象で、ここでも酸が爽やかな印象を与えてくれます。幾分甘味を感じることもでき、気持ち良い喉越しと滑りになっています。

 もう一度注意深く含む。この愛らしくぎゅっと握られた赤ちゃんの手のような感覚。これはダリア・プリティーウーマンだ。主題となっている蕾は、まさに赤ちゃんの手。そして寄り添う母の手のように開いた花弁の先は、ハートマークのようにくるりとカーブを描く。旨いっす。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:19年01月

七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BY データ

使用米 麹米、玉栄60%精米、掛米、玉栄80%精米
使用酵母 蔵付天然酵母
日本酒度
アルコール度 16度
容量 720ml
価格 2,400円(税別)

七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BYに関するリンク

2020/12/15 七本鎗(しちほんやり)「純米」山廃琥刻2016BY(日本酒ブログ)

七本鎗(しちほんやり)「純米」精米80生原酒

七本鎗(しちほんやり)「純米」精米80生原酒七本鎗(しちほんやり)「純米」精米80生原酒ラベル

 ラベルは生成りで背景に精米歩合の数字を意味する「80」。センターに黒で銘柄の「七本鎗」、右に特定名称の「純米酒」、その下にも精米歩合の「八十%精米」。左に北大路魯山人さんのサインと落款。左外に醸造元情報。

 上立ち香はほのかで明確でない。

 含むと五味のバランスよく安心感を感じながら盃が進む。さらに飲み進んでいくと、やや甘味が勝ってきてさらにスベリも良くなる。旨いっす。

 次に人肌まで燗をつけてみました。結構な変化。まるで

メロンジュース

 燗をすることで、ここまでジューシーに変化したお酒は記憶に無い。ん~恐るべし七本鎗マジック。‎

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:19年01月

七本鎗(しちほんやり)「純米」精米80生原酒 データ

使用米 麹米、玉栄65%精米、掛米、玉栄80%精米
使用酵母 協会7号酵母
日本酒度 +6.5
アルコール度 16度
容量 720ml
価格 1,250円(税別)

七本鎗(しちほんやり)「純米」精米80生原酒に関するリンク

2007/06/05 七本鎗(しちほんやり)「純米」精米80生原酒(日本酒ブログ)

七本鎗(しちほんやり)冨田酒造有限会社に関するリンク

冨田酒造有限会社さんオフィシャルサイト

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