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花垣(はながき)有限会社南部酒造場

醸造元
有限会社南部酒造場
所在地
福井県大野市元町6-10
杜氏
R5BY~南部拓也(蔵元杜氏)
~R4BY 日置大作(能登杜氏)
仕込水
霊峰白山越前大野伏流水(弱硬水)硬度48mg/L
概要

花垣(はながき)の沿革やポリシー

花垣(はながき)有限会社南部酒造場

造り手の顔が見える酒造り01造り手の顔が見える酒造り04造り手の顔が見える酒造り05造り手の顔が見える酒造り06造り手の顔が見える酒造り02造り手の顔が見える酒造り03

 1733年(享保18年)、初代・七右衛門(しちえもん)が茶の木屋(ちゃのきや)を創業。銘柄の由来は、謡曲の流れる宴の中で「えもいわれぬ、珠玉のしずく」と称され、謡曲「花筐」の一節から「花垣」と名付けられた。

 米と水を大切にし、醸造アルコールでごまかすことなく、量産に走らず手造りに徹することで、造り手の顔が見える酒造りをしている。

 お米は金網で出来た籠のようなもので、米の温度と同じ温度の水で優しく丁寧に洗われます。第二の精米と呼ばれる大切な作業で、越前大野の豊富で清冽な水が頼りです。洗米されたお米は限定給水されます。ストップウォッチ片手に秒単位の作業です。

 蒸米は甑で100℃~105℃の蒸気で約一時間蒸されます。米の質や目的の酒質で、蒸気の量や温度をコントロールするそうです。

 酒造りに於いて重要な作業である麹造り(製麹)は麹室と呼ばれる部屋で行われます。35度前後に調整された麹室に蒸米を引き込み、しばらくしたら蒸米を均一に広げます。ここに「もやし」と呼ばれる種麹を空中より散布します。菌糸が米の中心部に食い込む「突きはぜ」が良い麹だそうです。

 お酒の元である酒母は南部酒造場では、生もと系酒母と速醸系酒母の二つの方法がとられています。いずれの方法も優良な清酒酵母が大量に純粋培養されます。

 仕込みはすべて小仕込みで、三回に分けて仕込まれます。(三段仕込み)約20日~40日かけてお酒となります。

 写真は酒袋にもろみを入れ、槽に積んでいるところです。搾りは薮田と槽の両方を使用しており、特に高級なお酒は槽で「あらばしり」、「中汲み」、「責め」を取り分けます。

 中取りを斗瓶で取っているいる写真が下です。

南部酒造場さん前にて

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣

 ラベルは白を基調したエンボス加工で、センターにタイトルの「究極の花垣」、究極のが金箔、花垣が黒で書かれています。以前とはラベルデザインが変わり、花垣が大きなポイントで表示されているので、他のスペックとデザインが揃い好感度UP。右に造りの特徴と特定名称「限定小仕込み、大吟醸」、左に醸造元情報。

 肩貼りのシールに醸造年度と瓶詰め本数、シリアルナンバーが書かれています。以前は金賞受賞酒や優等賞受賞酒などの受賞タイトルが書かれていましたが、今回はありません。しかし、金沢国税局では優等賞、全米日本酒歓評会では金賞を受賞しております。

 オフィシャルサイトには…、

鑑評会用に蔵の持てる技術を全てつぎ込んだ究極の大吟醸です。酒米の最高峰「山田錦」を惜しみなく磨き、丁寧に搾りました。華やかな香りと品格のある甘味、適度な味幅と深い余韻を感じ取っていただけます。通しナンバー入りの限定品。

 とあります。

 上立ち香は、華やかにマスカットのように香ります。さすがの出品用仕込み!、突き抜けるようなイメージのある香りにうっとりとさせられます。

 含むと、すっきりとした非常に美しいボディながら、適度に原酒らしいふくよかさも兼ね備えています。終始キレのある飲み口の中で、最後に見つけたほのかな甘み

 もう一度注意深く含む。飲み進んでいくと、線の細い綺麗な大吟醸と言う想定よりも、パワフルに旨みが膨らみ、昔飲んだ花垣「七右衛門」の味吟醸のイメージがよみがえる。後半は…

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:2016年11月

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 データ

使用米 兵庫県産山田錦35%精米
使用酵母 9号系酵母
日本酒度 +4
酸度 1.2
アミノ酸度 0.8
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・12,000円(税別)
容量・価格 720ml・5,000円(税別)

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣に関するリンク

2016/12/08 花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 (日本酒ブログ)

花垣(はながき)「大吟醸」秘酒

花垣(はながき)「大吟醸」秘酒

 ラベルは生成りでセンターに曰くありげな秘密の「秘」、その下に「秘酒」、アルファベットで「HIZAKE」と書かれています。右に「花垣大吟醸槽搾り斗瓶取り」。左に搾りに関する説明、左外に醸造元情報。

 オフィシャルサイトには…、

酒米の最高峰「山田錦」を贅沢に使用、槽搾(ふなしぼ)りと呼ばれる昔ながらの圧搾(あっさく)方法で、初めに出てきたお酒を丁寧に斗瓶(とびん)で取り分けました。熟した果実を思わせる華やかな香りと、つややかで滑らかな舌触り。

 と書かれています。

花垣(はながき)「大吟醸」秘酒 データ

使用米 兵庫県産山田錦40%精米
使用酵母 協会9号酵母
日本酒度 +5
酸度 1.2
アミノ酸度 0.9
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・10,000円(税別)
容量・価格 720ml・4,000円(税別)

花垣(はながき)「純米大吟醸」七右衛門

花垣(はながき)「純米大吟醸」七右衛門花垣(はながき)「純米大吟醸」七右衛門ラベル

 ラベルはレトロタイプ。センターにタイトルの「七右衛門」、右に銘柄の「花垣」と特定名称の「純米大吟醸」。上部には、「越前大野藩酒造鑑札」左に「越前大野藩」、左外に「長生自得千年壽」。下部に醸造元情報。

 現在の頭である、柏倉崇氏が南部酒造場で働きたいと思うに至ったお酒。

 オフィシャルサイトには…

酒米の最高峰「山田錦」を贅沢に使用。「14号酵母」を使用し、その良さを最大限に引き出しました。落ち着きのあるふくよかな香り、おだやかで上品な甘み、爽やかにひろがる果実味のある酸。商品名には、初代の名を冠しました。

 とあります。

 上立ち香は、穏やかながら心地よくメロンのように香ります。

 含むと、程よい旨みの膨らみが、綺麗なつくりの中から滲み出してきます。

 2003年当時は掛米に五百万石が使用されていましたが、現在は全量山田錦となっています。

製造年月:2003年11月

花垣(はながき)「純米大吟醸」七右衛門 データ

使用米 兵庫県産山田錦40%精米
使用酵母 協会14号酵母
日本酒度 +3
酸度 1.6
アミノ酸度 1.1
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・7,000円(税別)
容量・価格 720ml・3,500円(税別)

花垣(はながき)「大吟醸」特撰

花垣(はながき)「大吟醸」特撰

 ラベルは生成りの和紙で、センターに銘柄の「花垣」、右に特定名称の「大吟醸」、その下に「特選」の印。左に醸造元情報。その他の情報はすべて裏ラベルに譲るシンプルなものとなっています。

 オフィシャルサイトには…、

当蔵を代表する大吟醸。酒米の最高峰「山田錦」を贅沢に使用し、丁寧な吟醸仕込みで醸(かも)しました。口中で豊かに広がる果実味のある優雅な香り、透明感のある滑らかな舌触り。食中酒としても最適。

 とあります。

花垣(はながき)「大吟醸」特撰 データ

使用米 兵庫県産山田錦40%精米
使用酵母 9号系
日本酒度 +5
酸度 1.3
アミノ酸度 1.0
アルコール度 16度以上17度未満
容量 720ml
価格 3,000円(税別)

花垣(はながき)「大吟醸」別撰

花垣(はながき)「大吟醸」別撰

 ラベルは和紙で、センターに銘柄の「花垣」、右に特定名称の「大吟醸」、その下に「別選」の印。左に醸造元情報。その他の情報はすべて裏ラベルに譲るシンプルなものとなっています。

 オフィシャルサイトには…、

米のうまみを引き出し調和のとれた味わいを目指しました。香りはやや華やかですが、料理の味わいを遮らない飲み口で食中酒としても最適。すっきり味キレもよく、飲み飽きしない大吟醸です。

 とあります。

花垣(はながき)「大吟醸」別撰 データ

使用米 麹米、兵庫県産山田錦40%精米、掛米、五百万石50%精米
使用酵母 9号系酵母
日本酒度 +5
酸度 1.3
アミノ酸度 1.1
アルコール度 16度以上17度未満
容量 1.8L
価格 5,000円(税別)

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛花垣(はながき)「純米」米しずく生酛ラベル

 ラベルは和紙で、センターにタイトルの「米しずく」、右に特定名称の「純米」、左に醸造元情報と角印。シンプルなものとなっています。栓の封印として酒母の特徴「生酛」と書かれています。

 オフィシャルサイトには、

江戸時代から続く伝承の「生酛」造り。「辛酸(しんさん)甘苦(かんく)渋(じゅう)」五味をしっかり引き出し、味わい豊かな酒に仕上げました。じっくりと熟成させてから出荷します。コクのある酸は、燗酒に最適です。

 とあります。

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛 データ

使用米 麹米、掛米共、五百万石70%精米。
使用酵母 自家培養酵母
日本酒度 +3
酸度 2.0
アミノ酸度 1.8
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・3,000円(税別)
容量・価格 720ml・1,500円(税別)

花垣(はながき)「純米」米しずく山廃

花垣(はながき)「純米」米しずく山廃花垣(はながき)「純米」米しずくラベル

 ラベルは和紙で、センターにタイトルの「米しずく」、右に特定名称の「純米」、左に醸造元情報と角印。シンプルなものとなっています。肩貼りに「山廃純米」と書かれています。

 オフィシャルサイトには、

伝統の技、山廃仕込。熟成から生まれる濃厚な甘み、柑橘類を思わせる酸、芳ばしさを伴う渋みが混然一体となり調和します。しっかり熟成させてから出荷します。コクのある酸は、燗酒に最適です。

 とあります。

花垣(はながき)「純米」米しずく山廃 データ

使用米 麹米、掛米共、五百万石60%精米。
使用酵母 協会7号酵母
日本酒度 +3
酸度 1.6
アミノ酸度 1.5
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・2,900円(税別)
容量・価格 720ml・1,450円(税別)

花垣(はながき)「純米」米しずく

花垣(はながき)「純米」米しずく花垣(はながき)「純米」米しずくラベル

 ラベルは和紙で、センターにタイトルの「米しずく」、右に特定名称の「純米」、左に醸造元情報と角印。シンプルなものとなっています。現在は肩貼りに「奥越前名水仕込み」と書かれています。

 オフィシャルサイトには、

厳選した酒造好適米(100%)と越前大野の名水を仕込み水として使用し、丁寧に醸しました。濃醇な米のうまみとふくよかな酸味、コクとキレが特徴です。冷やしてすっきりと、またはお燗でよりふっくらした味わいをお楽しみいただけます。

 とあります。

 上立ち香はほっくりと炊きたて栗ご飯のように香ります。この時点でいかにも旨そう♪。

 含むと、イエ~めっちゃ!ズバっと・・・またまた出たあややのポーズ(ちょっと古い?)甘味旨みが押し寄せてきます。複雑な旨みが膨らんだ後は、スカっとした辛味を表現しながら切れていきます。ちょ~っと飲みすぎたかな。

花垣(はながき)「純米」米しずく データ

使用米 麹米、掛米共、五百万石60%精米。
使用酵母 協会7号酵母
日本酒度 +3
酸度 1.6
アミノ酸度 1.5
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・2,400円(税別)
容量・価格 720ml・1,250円(税別)

花垣(はながき)「純米」米しずくに関するリンク

2005/05/27 花垣(はながき)「純米」米しずく(日本酒ブログ)

花垣(はながき)「純米」にごり酒

花垣(はながき)「純米」にごり酒花垣(はながき)「純米」にごり酒ラベル

 ラベルは白地のセンターにタイトルの「にごり酒」、右に銘柄の「花垣」、右外に特定名称の「純米」、右下に原材料などのデータ。左に醸造元情報。

 オフィシャルサイトには、

絹のように滑らかなもろみが、ほのかな甘味や米のうまみを引き出し、柔らかな酸味が味に締まりを与えています。うまみを存分に楽しんでいただくため純米で仕上げました。ロックからぬる燗までさまざまな飲み方で楽しめます。

 とあります。

花垣(はながき)「純米」にごり酒 データ

使用米 国産米65%精米。
使用酵母 協会7号酵母
日本酒度 -15
酸度 1.6
アミノ酸度 1.6
アルコール度 14度以上15度未満
容量・価格 1.8L・2,100円(税別)
容量・価格 720ml・1,050円(税別)

以前のラインナップ

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 金賞受賞酒

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 金賞受賞酒花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 金賞受賞酒ラベル

 ラベルは白を基調したエンボス加工で、センターにタイトルの「究極の花垣」、右に「鑑評会用特別仕込み」。右外に特定名称の「大吟醸」、右下に仕込み水の「日本百名水、奥越前 花垣」、瓶詰本数。左に醸造元情報。

 そして何といってもH16BYは肩貼りのシールに金賞受賞酒。そしてシリアルナンバーも入っています。

 オフィシャルサイトには…、

鑑評会用に蔵の持てる技術を全てつぎ込んだ究極の大吟醸です。酒米の最高峰「山田錦」を惜しみなく磨き、丁寧に搾りました。華やかな香りと品格のある甘味、適度な味幅と深い余韻を感じ取っていただけます。通しナンバー入りの限定品。

 とあります。

 上立ち香は、幾分抑え目に心地よく香る。含むと同じ系統の香りが含み香として優しく膨らみ、綺麗な造りの奥にほのかに甘みが顔を出す。後半は引き締まった印象を出しつつ潔く引いていきます。…

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

製造年月:2004年11月

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 金賞受賞酒 データ

使用米 山田錦35%精米
使用酵母 協会9号酵母
日本酒度 +5
酸度 1.3
アミノ酸度 1.0
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・12,000円(税別)
容量・価格 720ml・5,000円(税別)

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 金賞受賞酒に関するリンク

2004/12/27 花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 金賞受賞酒(日本酒ブログ)

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 優等賞受賞酒

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 優等賞受賞酒花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 優等賞受賞酒ラベル

 ラベルは白を基調したエンボス加工で、センターにタイトルの「究極の花垣」、右に「鑑評会用特別仕込み」。右外に特定名称の「大吟醸」、右下に仕込み水の「日本百名水、奥越前 花垣」、瓶詰本数。左に醸造元情報。

 そして何といってもH15BYは肩貼りのシールに優等賞受賞酒。そしてシリアルナンバーが入っています。

 上立ち香は、華やかに心地よくマスカットのように香ります。

 含むと、美しい味わいのなかに、吟味してようやく見つけることができるほのかな甘み。後半はいかにもすっきりと気持ちよく切れていきます。旨いっす。

製造年月:2003年11月

花垣(はながき)「大吟醸」究極の花垣 優等賞受賞酒 データ

使用米 山田錦35%精米
使用酵母 協会9号酵母
日本酒度 +5
酸度 1.3
アミノ酸度 1.0
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・12,000円(税別)
容量・価格 720ml・5,000円(税別)

花垣(はながき)「大吟醸」畠中喜一郎

花垣(はながき)「大吟醸」畠中喜一郎花垣(はながき)「大吟醸」畠中喜一郎ラベル

 ラベルは生成りのセンターにタイトルの「畠中喜一郎」、右に銘柄の「花垣」。左に特徴の「槽搾り中汲み大吟醸」、左外に醸造元情報。

 前杜氏の名を冠した自信作でした。上品な華やかさに、丸味のある味わい。バランスの取れたお酒です。

花垣(はながき)「大吟醸」畠中喜一郎 データ

使用米 兵庫県産山田錦40%精米
使用酵母 協会9号酵母
日本酒度 +5
酸度 1.3
アミノ酸度 1.0
アルコール度 16度以上17度未満
容量・価格 1.8L・10,000円(税別)終売品
容量・価格 720ml・4,000円(税別)終売品

花垣(はながき)「純米大吟醸」樽熟成

花垣(はながき)「純米大吟醸」樽熟成

 ラベルは白地で、上から順に英文で醸造元情報、「オーク樽熟成純米大吟醸」、銘柄の「HANAGAKI」、産地表示の「APPELLATION OKUECHIZEN CONTROLEES」、特定名称の「JUNMAI DAIGINJO」、醸造年の「2002」、製造本数の「320」、ロットナンバーの「216」。同じ内容が和文でその下に続きます。いかにもワインライクなラベルとなっています。

 心地よい熟成感とオーク樽からくる独特の香り。リキュールほどアルコール度数はないので、飲みやすく寝酒にも最適でした。

花垣(はながき)「純米大吟醸」樽熟成 データ

使用米 五百万石40%精米
アルコール度 16度以上17度未満
容量 720ml
容量・価格 3,600円(税別)終売品

花垣(はながき)「純米」米しずく酵素米

花垣(はながき)「純米」米しずく酵素米花垣(はながき)「純米」米しずく酵素米ラベル

 ラベルは和紙で、センターにタイトルの「米しずく」、右に特定名称の「純米」、左に醸造元情報と角印。シンプルなものとなっています。肩貼りに「無殺菌酵素栽培 特別栽培米五百万石使用」と書かれています。

 特別栽培契約で、大地のエネルギーを最大限に引き出した酵素農法による五百万石を使用。

 上立ち香は穏やかながら、いかにも旨そうに麹の様に香ります。

 含むと、コチっとした旨みのかたまりが、舌に乗ります。膨らみ、幅、終始旨みに包まれ、後半も伸びを見せる。しかしいつまでもと言うわけではなく、適度に引き上げていきます。旨いっす。

 2004/01/02

花垣(はながき)「純米」米しずく酵素米 データ

使用米 特別契約栽培五百万石50%精米。
使用酵母 協会9号酵母
日本酒度 +3
酸度 1.5
アミノ酸度 1.4
アルコール度 15度以上16度未満
容量・価格 1.8L・3,500円(税別)終売品
容量・価格 720ml・1,700円(税別)終売品

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾ラベル

 ラベルは和紙で、センターにタイトルの「米しずく」、右に特定名称の「純米」、左に醸造元情報と角印。シンプルなものとなっています。栓の封印として「生酛」、肩貼りに「まぼろしの米 亀の尾」と書かれています。

 現在は「純米吟醸」亀の尾とリニューアルされ販売されています。オフィシャルサイトには、

栽培の難しさから、福井県では昭和29年を最後に姿を消した幻の米「亀の尾」を、地元篤農家の協力のもと復活させました。古代品種ならではの個性的な酸味と複雑な味わい。後口の余韻も長めです。

 とあります。

 上立ち香はほのかに麹っぽい?なんとも米っぽく香ります。含むとしっかりした酸味が米の旨みとともに広がり、後半に花垣らしいスカっとしたキレを感じさせてくれます。

 次に人肌まで燗してみました。先ほどまで感じていた酸味が落ち着き、甘味が増しました。このお酒は、この飲み方が断然旨いっす。好みに応じて加水し、優しさを出しても旨いかもしれません。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾 データ

使用米 麹米、掛米共、亀の尾70%精米
使用酵母 自家培養酵母
日本酒度 +5
酸度 2.0
アミノ酸度 1.8
アルコール度 18度以上19度未満
容量・価格 1.8L
容量・価格 3,500円(税別)終売品

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾に関するリンク

2004/07/26 花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾(日本酒ブログ)

花垣(はながき)「純米」古代米玄米仕込み

花垣(はながき)「純米」古代米玄米仕込み花垣(はながき)「純米」古代米玄米仕込みラベル

 ラベルは白地のセンターに赤の箔で銘柄の「花垣」、右に仕込みの最大の特徴である「古代米玄米仕込み」、右外に原材料などのデータ。左に古代米の特徴、左外に醸造元情報。

 当時は純米と言う特定名称をうたうには、精米歩合の規定があったため「リキュール」扱いでしたが、純米仕込みをしているため、現在の規定では「純米酒」と名乗れます。

 このお酒には、古代米黒米がどのようなものかがわかるように、小さな透明の袋に入れて付いていました。古代米黒米は粒が小さく、表皮は文字通り黒いのですが中心部は白い。栄養素や色素を残すために、あえて玄米で仕込まれたそうです。

 写真でもわかっていただけることと思いますが、綺麗なワイン色をしています。上立ち香は、表現が悪いのですがシップ薬のように香ります。しかし決して悪いニオイではありません(笑)。

 含むと優しい甘味と酸味が心地よく、見た目からしても確かにワイン感覚。低アルコールということもあり、非常に飲みやすいお酒に仕上がってます。こういったお酒も結構好きです。熟成してみたら?なんて考えて4本購入しましたが、もう二本なくなってしまった。

感想のつづき、購入先(販売店)情報は下記リンクの日本酒ブログへ

花垣(はながき)「純米」米しずく生酛亀の尾 データ

使用米 麹米、五百万石50%精米、掛米、古代米黒米100%(玄米)
使用酵母 福井県酵母FN-7
アルコール度 10度以上11度未満
容量 180ml
価格 400円(税別)終売品

花垣(はながき)「純米」古代米仕込みに関するリンク

2004/07/24 花垣(はながき)「純米」古代米仕込み(日本酒ブログ)

花垣(はながき)「本醸造」山廃仕込

花垣(はながき)「本醸造」山廃花垣(はながき)「本醸造」山廃ラベル

 ラベルは和紙で、センターにタイトルの「山廃仕込」、右に銘柄の「花垣」、特定名称の「本醸造」、左に醸造元情報と角印。シンプルなものとなっています。

 上立ち香はほんのりこっくりと麹様に香ります。含むと山廃らしい力強い旨みなんですが、後半で何故かスカっとした感じがあり、キレのよさから重さは感じさせません。旨いっす。

 少し前まで自分は、山廃仕込みは糠臭い感じがするお酒が多かったからか?苦手だったのですが、今では美味しい山廃があることを知ったので、躊躇なく手に取るようになり、楽しんでます。山廃って何?という方は、検索してみてね。

花垣(はながき)「本醸造」山廃仕込 データ

使用米 麹米、五百万石50%精米、掛米、日本晴60%精米
使用酵母 協会7号酵母
日本酒度 +4
酸度 1.5
アミノ酸度 1.5
アルコール度 15度以上16度未満
容量 720ml
価格 1,200円(税別)

花垣(はながき)「本醸造」山廃仕込に関するリンク

2004/02/08 花垣(はながき)「本醸造」山廃仕込(日本酒ブログ)

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花垣(はながき)有限会社南部酒造場に関するリンク

有限会社南部酒造場さんオフィシャルサイト

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